赤毛のアン設定資料(「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック」)感想

世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「赤毛のアン」に関してのみの感想です。

「赤毛のアン」割り当てのカラー4ページは2ページが全体の名場面集、残り2ページは第32話「生涯の一大事」のカット集です。そしてロケハン写真のページで、1ページ「赤毛のアン」のロケハン写真が載ってますよ。

個人的にカラーページより気になるのはモノクロ設定画の量。「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」に掲載されている設定資料と「赤毛のアン NEWTYPE Illustrated COLLECTION」に掲載されている設定資料を見比べてみました。

率直に言ってモノクロ設定画の量に関しては「赤毛のアン NEWTYPE Illustrated COLLECTION」に引けをとりません。

キャラクターはもちろん、美術線画も「NEWTYPE Illustrated COLLECTION」に掲載されている絵はほぼ「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」に載っていると思っていいです。

アンのの初期設定画やポーズ集みたいなのは「NEWTYPE Illustrated COLLECTION」の方が多いかなーというかんじですね。

アンの各話設定は微妙それぞれ片方にしか載っていない絵があったりして、甲乙つけがたい状況です。

「母をたずねて三千里」のページでも触れましたが、「NEWTYPE Illustrated COLLECTION」は1枚の設定画に載っている絵をバラして、紙面のスペースの中で配置を工夫して詰め込んでいる印象です。

そのため、紙面に収まりきらなかったものが微妙に抜けているようです。

抜けているのは表情集のうちの1つだったり、サブキャラの後ろ姿だったりと、なるべく影響が少ないようには配慮されているようですが。

そういう意味では、設定画をそのまま縮小コピーして載せてるような印象のこの「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」の方がちょっと安心できるかんじです。

ちなみにミス・ジョセフィン・バリーの絵は「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」の方が多いです(え、うれしくない?)!!

ただし、絵の大きさは「NEWTYPE Illustrated COLLECTION」の圧勝。本の大きさの違いは如何ともしがたいですね。

設定画に関しては、よほどのマニアでなければ「NEWTYPE Illustrated COLLECTION」か「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」どちらか1冊でいいように思います。

コアな設定画マニアさんなら、メインキャラの絵(設定画)の大きさは「世界名作劇場「赤毛のアン」メモリアルアルバム」で補いつつ、絵の量に関してはこの「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」で補完という選択肢はアリかもしれませんね。

なにしろ「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」には世界名作劇場の12作品の設定画が満載ですから、これはこれで…という印象です。

「赤毛のアン」キャラクターデザインの近藤喜文さんが同じく手がけた「愛の若草物語」の設定資料も掲載されていますから、近藤喜文さんのファンならお得かもしれませんよ。

他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。

タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編
出版社・発売時期:新紀元社(2009-07-11)
ページ数:352
総合評価:5
内容:世界名作劇場シリーズの設定資料系ムックvol.1
  • オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
  • モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
  • コラム
  • スタッフインタビュー(高畑勲監督、楠葉宏三監督、堀江美都子さん、関修一さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
  • 各作品放映リスト、スタッフデータ集
  • …etc.

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