ONE PIECE FILM 「STRONG WORLD」 EIICHIRO ODA ARTBOOK 感想

「ONE PIECE FILM 『STRONG WORLD』 EIICHIRO ODA ARTBOOK」はアニメ映画「ONE PIECE film STRONG WORLD」のラフ設定本です。アニメ制作の設定本ではなくてワンピース原作者の尾田栄一郎さんが描いたラフ設定本。

「ONE PIECE film STRONG WORLD」は劇場版「ワンピース」10年目記念ということで、初めて原作者の尾田栄一郎さん製作総指揮で作られた映画です。

ストーリーラフ(いわゆるプロット)やキャラクターラフなど、映画製作に関わって尾田栄一郎さんが描いたラフをまとめたのがこの「ONE PIECE FILM 『STRONG WORLD』 EIICHIRO ODA ARTBOOK」というわけです。

絵は全てモノクロ鉛筆画で、わりとラフな線で描かれています。カラーページはありません。

主な内容は以下のようになってます。

絵はどれも全て尾田栄一郎のモノクロ鉛筆画。アニメスタッフが描いたものはありません。

モノクロ・ラフではあるけれど、その手描きの鉛筆ラフがまた味というか、手描きのリアル感がとても魅力的です。

設定画には簡単なメモ解説がついていて、麦わらの一味のスーツ姿設定には各キャラがどういうふうにバズーカをかまえるかメモ的ラフもあります。

インタビューにもある通り、クリーチャーの設定も全て尾田栄一郎さんが全てデザインされたようですね。

キャラクターのラフ設定画は、麦わらの一味(ルフィ、ゾロ、サンジ、ウソップ、ナミ、ロビン、チョッパー、フランキー、ブルック)、映画オリジナルキャラクター、クリーチャー設定など。けっこう見ごたえある量ですよ。

ラフではありますが、本もA4横で大きくてプロの漫画家さんのスケッチブック的な印象を受けます。なんだかちょっとワクワクしていいかんじ(笑)。

アイディア・ノートは4ページ。載っているプロットの枚数1ページ1枚じゃないので、もっと多いですよ。今回の映画の没案「クリスタル航海記」のプロットと、その後に描かれた「STRONG WORLD」のプロット。

マンガのプロットみたいにちょっとコマを割ってあるのがいかにもというかんじです。

どうして「クリスタル航海記」を没にして「STRONG WORLD」になったかというよう制作話も尾田栄一郎さんのインタビューでしっかり書かれています。

このインタビューも4ページですが、細かい字でかなりしっかりした内容でした。

映画10年目。この節目にどういう経緯で原作者の尾田栄一郎さんが映画製作に関わったか、プロットを変えた理由、メインキャラの服装デザインへのこだわり、クリーチャーのデザインなどなど。

いろんな事を語っているので、かなり濃いインタビューになってますよ。

ラフ画集&インタビュー。この濃い内容でこの値段はかなりお得なんじゃないでしょうか。

タイトル:ONE PIECE FILM 「STRONG WORLD」 EIICHIRO ODA ARTBOOK
出版社・発売時期:集英社(2009-12-18)
ページ数:120
総合評価:5
内容:アニメ映画「ONE PIECE film STRONG WORLD」の尾田栄一郎さんのアートブック
  • 麦わらの一味
  • オリジナルキャラクター設定
  • 美術設定1、2
  • クリーチャー設定
  • アイディア・ノート
  • 尾田栄一郎さんインタビュー4ページ
  • …etc.

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