四畳半神話大系 第4話 弟子求ム感想

またまたぐるぐると時計が巻き戻し。今度は樋口師匠(声:藤原啓治さん)に弟子入り回。ぶっちゃけ樋口師匠メイン回です。今まで小津(声:吉野裕行さん)の師匠としてしか知らなかった樋口清太郎、1話でちょい出だった羽貫さんの人となりがようやく明らかに!

闇鍋で始まる冒頭。鍋を囲む面子は「私」(声:浅沼晋太郎さん)、小津、樋口師匠に羽貫さん(声:甲斐田裕子さん)。

ナレーション:なにゆえこんなことになってしまったのか
責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか!?

四畳半神話大系 第4話「弟子求ム」感想

今回はサークルに入らず、樋口師匠に弟子入り。一番弟子が小津、二番弟子が「私」、三番弟子が明石さん(声:坂本真綾さん)。

羽貫さんは樋口師匠の同回生で彼女。もちろん羽貫さんは8回生の樋口師匠と違って、卒業して歯科衛生士として働いてます。

いろいろ説明されているけれど、樋口師匠はいろんな意味ですごい人物らしいです(笑)。

でも図書館警察が苦手で、1年間も本を借りっぱなし。延滞し続けている本は「海底二万海里」。

そして同じく8回生の城ヶ崎先輩(声:諏訪部順一さん)と、大学の先輩達から延々と受け継がれてきた代理代理代理…(途中省略)代理戦争を繰り広げる仲。

師匠:曲者だー!(ニュータイプ的なキラリーンとした光)
(はためく浴衣の画面)
師匠:何色だった?
「私」:ピンクです

この場面、最初は何のことかわからなかったんですが、ここで師匠の浴衣がピンク色に染め替えられてたんですね(笑)。

代理戦争という仰々しい名前のわりに、わりとくだらない戦いです。

もちろん弟子の小津と「私」も師匠の戦いを手伝って、城ヶ崎さんにいろいろとイタズラ&嫌がらせレベルの戦いを挑むのでした。

ある日樋口師匠から、幻の亀の子だわしを手に入れてくるように言われた「私」。

樋口師匠:これは最終試練だ。明日の正午までにそれをなんとしても手に入れてきなさい。
     でないと破門だ。

何の弟子だかわからないけど、けっこう厳しいのか!?

ちなみに樋口師匠は今までにもいろんなものを手に入れてくるように小津や「私」に命じていて、映像で上がっていたのは

などなど。

どれも京都のおみやげとか、銘菓として有名なもの。京都のガイドブックではよく見る名前ですね。

話は脱線しますが出町ふたばの豆餅は、京都では本店以外でもJR京都駅の伊勢丹や河原町のデパートで売ってますよ。でも整理券が必要だったような…?

話を戻します。幻の亀の子だわしを求めて京都の町を訪ね歩くものの、結局見つけられない「私」。

毎度おなじみ、木屋町の占い婆(声:真山亜子さん)で占い。

ナレーション:まだ日が高いにもかかわらず占いの老婆がただならぬ妖気を垂れ流していた。
      こんな人物の占いが当たらないわけがない。

毎回特にアドバイスの内容が変わるわけでもなく、今日も今日とて「老婆の慧眼に脱帽」。

占い婆:とにかく好機を逃さないことが肝心じゃ。
    あなたの目の前にぶら下がっている好機をつかまえてごらんなさい。はぁ…はい4,000円。
「私」:どんどんはしょられてませんか?

金額だけが確実に上がっていき、占い婆も毎度好機を逃している私に少々うんざり気味!?

たわしは見つからないし、いっそ自主破門されてやろうかと考える私の前に、明石さん登場。

「私」がアタックしてダメだった雑貨屋のオヤジ達に再アタック。てきぱき情報を引き出して、たわしを探す明石さん。

コミュニケーション能力低めの「私」と、下心でやってくる男には厳しくとも時と場合に応じて対応を変えることができる明石さんの有能ぶりが際立ってますね。まあ明石さんかわいいし(笑)。

そして、ついに見つかる幻のたわし! しかし、お値段10万円。

大阪の駄菓子屋で「はい、おつり100万円」とか言われるのとワケが違うのです(笑)。マジです。たわしのために10万工面するのか!? 悩む「私」。

このあとのシーンで樋口師匠が鴨川のほとりで歌っている歌も意味深ですね。

樋口師匠:どこにもないかも? あるいはあるかも?
      君かも知れぬこの鴨川で○を探して、○を探して~♪

作品のテーマそのものという気がします。

夜、猫ラーメンの屋台でラーメンを食べながら、羽貫さんと会話。

羽貫さん:城ヶ崎君は昔から樋口君のほかに友達いないから。
     ね、樋口君はあなたに自分の跡をつがせようとしてるみたいよ?

さすが羽貫さんは城ヶ崎先輩、樋口師匠と同回生だけあって事情通。先輩から受け継いだ代理戦争をやっているものの、樋口師匠と城ヶ崎先輩は友達なんですね。

下宿に戻るとなぜかたわしが買える金額が入ったリュックが置いてあるのでした。

「私」:代理戦争を引き継ぐ軍資金か!?

ちなみにこのお金の正体は10話で明かされます。

ふと天井のもちぐまんを見て、これこそが占い婆の言っていた好機? と「うふふ、あはは」な明石さんとの夢のデートを思い描く「私」。

でも結局たわしを買って、樋口師匠の元へ。

ナレーション:「私」はこの笑顔見たさに2年間、師匠の言いつけを聞いてきただけなのかもしれない…。

恋よりも師弟関係を選択した「私」。

賀茂大橋で師匠から代理戦争を引き継ぐも、城ヶ崎先輩の選んだ引継ぎは…。

なるほど、小津が城ヶ崎先輩から信頼されている理由はこういうことでした(笑)。

しまなみ杯の賞金で世界一周の旅に出る樋口師匠。橋から立ち去る城ヶ崎先輩と羽貫さん。

残った私と小津…

小津:にひひ
「私」:いやだー!!!

下宿に戻ると、小津からのカステラが置いてあり「今後ともよろしくお願いします」の文字。さっそくの小津先攻。ついていた手紙には「これからはダーティープレイで行きましょう」。

これからの日々を考えると、深く後悔する「私」。当然巻き戻し発生(笑)。


樋口師匠は今まで小津の師匠というだけで、謎に包まれていました。でもこの回でずいぶんはっきりしましたね。

3話「サイクリング同好会『ソレイユ』」では「私」の超軽量自転車を横取りしてしまなみ杯の優勝をもぎとった嫌な人物に見えましたが、それにはちゃんと理由がありました。

師匠が1話で「神様」を名乗って「私」に縁結びを申し出たのは、おそらく小津の差し金ですね。小津は「私」と明石さんの仲をとりもちたかったけど、自分が言っても「私」は聞く耳持たないだろうから、師匠から手を回してもらったということでしょう。

城ヶ崎先輩は、2話ではおっぱいジャンキーで潔癖症で香織さんラブという暗黒面しか見えませんでしたが、3話では「私」のトレーニングを快く引き受けるいい先輩。

この4話では、樋口師匠や羽貫さんとの交友関係がわかりましたね。樋口師匠とは代理戦争があるにせよ、つきあいの長い友人。羽貫さんとはあくまで同回生で、男女の仲というわけではなくただの友達。もちろん樋口師匠と羽貫さんの関係も知っている。城ヶ崎先輩はそんな人物。

羽貫さんに関しては、6話の「英会話サークル『ジョイングリッシュ』」が羽貫さんメイン回なので、またそこでまとめます。

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